交通事故でペットに後遺症が残った

Q、車にペットを乗せて走っていたところ交通事故に遭いました。ペットに後遺症が残ってしまったのですが、加害者に対してどんな請求をすればよいでしょうか?

数ヶ月前の話ですが交通事故の被害者になり、私自身は治療などもほとんど終了しあとは示談に応じるだけとなっています。
しかし私はいつも可愛がっているペットを一緒に車に乗せているので事故が起きた時にもペットが一緒に乗っていました。
そのときペットも怪我をしてしまい動物病院に通っているのですが、おそらく足の関節部分に後遺症が残っているため、今後は今まで通りに歩行するのは難しいだろうと言われてしまいました。
今現在でも1本の足を引きずりながら歩いているような状態で、特に辛い様子はありませんがこれまで通り機能する事は難しいため、今後の日常において細かな注意を払うことや、可能な限り負担が少なくなるようにお散歩をしているコースなども考え直さなくてはいけないと言われました。

また定期的にチェックのため病院に通うことも動物病院の先生に言われたのですが、このような部分については加害者側に対してどんな請求をすればよいのでしょうか?
人間に後遺症が残ってしまった場合には十分な保証があることは知っていますが、まさかペットを乗せていて事故の被害者になると思っていなかったので、このような部分について請求方法や請求できる範囲などがわかりません。
ペット保険には加入しておらずあくまでも私が加入している任意保険と加害者が保険加入している任意保険の中での保証となりますので、加害者側に対して請求したいのですが、この場合の請求内容はどうすればよいのでしょうか?

A、人間と同じような保証内容は請求できません。

自動車の任意保険で約束されているのは人間が怪我をしたときや、人間に後遺症が残ってしまった場合となります。
中には特約として同乗していたペットが怪我をした場合にその治療費などが支払われるといったものもありますがら事故が起きた時にペットがどのような状態で車に乗っていたのかという部分も重要になります。
基本的に車などにペットを乗せる際には必ずキャリーを使用しなければならないのですがキャリーを使用せず、ドライバーさんの膝の上に乗っていたり、その他助手席などのシートに乗るような形で同乗いたような状態であれば、まずはこの部分でドライバーさんにもペットに対してはしっかりと決まりごとを守らなかったと言う判断になります。

当然ペットが怪我をしてしまった場合の治療費については、加害者に請求することができるのですが、これは加害者の保険会社が保証するのか、それとも加害者本人が保証しなければならないのかについては加害者の保険内容によって違ってきます。
また、ペットに残ってしまった後遺症に関してはどの保険会社でも保証するということはありませんから、慰謝料という形で保険会社が検討するのか、一切保険会社は携わらないため、加害者に直接的な請求を行っていくのかといった部分になります。
加害者に対して直接的な請求を行っていく場合には金額の相場なども分かりませんから、被害者がペットに後遺症が残ってしまったことで受けた精神的ダメージなどから考慮されることになります。
こうした部分の慰謝料は、自分たちで考えても相場などはわかりませんので、弁護士さんに相談するのが1番です。
そうすれば前例などを参考にしながらある程度妥当な慰謝料が決まってくるでしょう。

前述のとおり保険会社としてはペットの後遺症等について保証しませんから、治療費については保険会社と話し合いを行いペットの通院費用や治療費についても負担しないといった保険内容であれば、やはり加害者に直接請求していく方法しかありません。

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