交通事故の加害者が無保険で支払い能力がない時

Q、交通事故の加害者が無保険だった場合には、請求しても支払われず、泣き寝入りをするしかないのでしょうか?

1ヶ月ほど前に私は交通事故に遭ってしまい、被害者となりました。
加害者の方が保険に加入していないため、通院などに関してもここまではすべて自分でお金を支払っているような状態です。
もちろん加害者の方に今後請求をしていきたいと思っているのですが、これまで連絡を取った中で、何度話をしても保険に加入していないため支払うお金が無いの一点張りで、そこから話が進んでいきません。
このような場合私はこれまで必要だった治療費などを含めて全て自分で負担して泣き寝入りをするしか方法はないのでしょうか?

自賠責保険に関しては治療などがすべて終わってから請求するようにと加害者の方にも言われたのですが、自賠責保険で支払われる保証金額を調べてみたところで、十分な保証とはいえない内容だったのでとても不安に感じています。
加害者の方から保証について支払がないなら私の方でも経済的な余裕がないため治療に関しても我慢しなければいけない部分が出てきてしまいます。

またいつまでも仕事を休んでいると収入がなくなってしまうため、仕事にも戻らければならないのですが、痛みを我慢しながら仕事に戻るというのはとても辛い状況です。
それでも加害者の方が保険に加入していなければ被害者となる私は我慢をして泣き寝入りするしか方法はありませんか?

A、自賠責以外の部分については、少しずつでも支払をしてもらえるように話し合いを持ちましょう。

加害者が保険に加入していなかった場合の保証問題というのは、多くの事故でトラブルになってしまいます。
加害者としては、支払い能力がないことを主張してくるのですが、それで泣き寝入りをするのでは被害者が一方的に損をする形となってしまいます。
本来であれば支払能力がなくても加害者は被害者に対して十分な責任を負わなくてはなりませんから例え加害者が何らかの形で亡くなることがあっても、これは一つのマイナス要素を持つ財産として相続人に引き継がれるほど大きな責任となっています。

こういった部分を加害者が把握しているかどうかはわかりませんが、このような部分も踏まえてしっかり責任を取ってもらえるように話をしましょう。
どうしても話し合いが進められないようであれば弁護士さんに相談した上で弁護士さんと共に、加害者側との話を進めていくのが1番です。
当人同士が話をしているだけだとお金が無いから払えないの一点張りをしている加害者でも、間に弁護士が入ることによって、逃げることはできないと思い、少しずつでも支払いをしてくれるようなことがあります。
当然被害者としては自賠責保険から支払われる内容だけでは間に合わず、さらに加害者からの支払いも一括でなければ、経済的にも苦しい状況に追い込まれてしまいますが、それでも全く支払がない状態に比べれば少しずつでも支払があった方が良いといえるでしょう。

被害者として納得できるだけの話し合いをするのはとても難しいことですが、やはり弁護士さんを間に立てることによって、話し合いもスムーズに進んでいくことが多いので、自分だけで話をするのではなく、弁護士さんの力を借りるようにした方が良いです。
また当然ですが話し合いをした際には、今後の支払方法や月々の支払い金額についてすべて明確に公正証書として残しておくようにしましょう。
弁護士さんに相談すればこの辺りの事もしっかりやってくれますが、自分自身でもこうした部分について知識を持っておくだけで、先方との話し合いの方向性が変わってきます。

泣き寝入りをする必要はありませんから、強い姿勢を持って加害者の方と話し合いをするようにしましょう。

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